MANAGEMENT ENGINE.JAPAN

ごあいさつ

私は長年、プライスウオーターハウス、青山監査法人、監査法人トーマツにおいて、 株式公開、経営体制整備、Ｍ＆Ａ、企業再生等の支援業務を実施して参りましたが、 企業現場での良質なソリューション提供に専念したいと考え、 2007年11月、株式会社 マネジメントエンジン・ジャパンを設立しました。

企業を取り巻く環境は、特に最近の10年間は様変わりしており、 企業運営や管理の制度も早急に、そして真に変化への対応を迫られております。
たとえば、近年直面している課題だけでも、会計、監査の世界も一変しより厳格なルールが求められていますし、 コンプライアンス、ＪＳＯＸへの対応に大わらわの現状があります。

さらに、ただ株式公開さえすればメリットが得られる時代も終焉し、 またＭ＆Ａの半分以上は結果としてメリットが得られていない現実がありますし、 企業の運営面では、業績の向上を急ぐ余り、社員のパワーを減殺させる各種の経営管理制度や、 上司がすべての指示を行うピラミッド型モデルでは対応できなくなっている企業組織の変化もあります。

このような環境の変化に、それぞれの課題に対して的確なソリューションを提供することが急務ですし、 さらには根本的に強い会社作り、成長に結びつく体制作りが最も重要なソリューションであると痛感しております。
しかも、いずれも、「急がば回れ」　ではなくて、一定期間で最大の効果を出すことが企業の皆さんの要望ですが、 その的確な支援の追求こそが新会社の使命であると考えております。

新会社の社名とロゴは、企業自らが内燃機関としての強力な「エンジン」を持つことがとても大切と考え、 簡単ではありませんが、そのエンジンパワーアップのお手伝いと、 そのエネルギーを効率的に駆動輪に伝えることで、真の企業価値最大化にお役立ちしたいとの思いを表しました。
経営の実際のプレーヤーは、もちろん経営者はじめ社員の皆さんですが、 それらの課題解決に対して、的確な、成果の出せる研究と実践で貢献していきたいと念願しています。 2007年12月吉日